米国では、どんなダイエットを行っているのでしょうか?
米国人は依然として砂糖、塩、飽和脂肪の摂り過ぎと言われており、
先日発表された、米国の食事ガイドライン諮問委員会(DGAC)の報告では、
・砂糖入りの炭酸飲料とおやつをやめる。
・赤身肉やバターなど飽和脂肪のをやめる。
・食卓に塩をおかない。
・果物と野菜を多く食べる。
ことを推奨しています。
最も身体に悪い食品として、
バーガー、サンドイッチ、タコス、ピザ、デザート、甘いおやつ、砂糖を添加した飲料
をあげています。
特に危険なのは、ファストフードの複数のメニューを一緒に注文する場合です。
推奨される1日のカロリー摂取量は、一般に30kcalx体重とされていますが、
「フライドポテトLとコーラMがついたダブルチーズバーガーセット」のカロリーは、
ダブルチーズバーガー:481Kcal、フライドポテトL:571Kcal、コーラM:140Kcal、計:1192Kcal
と、なかなかのカロリーです。
1回の食事で1日のカロリー所要量の66%(体重60kgの場合)に達してしまうのに、満腹感は・・・(私だけでしょうか?)
さらに、チーズバーガーセットの塩分含有量の平均は、1日の推奨摂取量の91%になるのだそうです。
砂糖入りのソフトドリンクも、塩分の主要供給源であるとともに糖分の47%を占めており、
ケーキや菓子は糖分の31%、飽和脂肪の18%を占めるそうです。
一方、
・朝食の卵、おかわりのコーヒーは摂ってもかまわない。
と、以前は卵は制限されていたのに、今回は解除されています。
委員会によれば、高コレステロールは卵より飽和脂肪が原因だと述べています。
また、1日3~5杯のコーヒーは、糖尿病や心疾患のリスクを低減させるとしています。
この話を聞くと、やっぱり和食は優れているのですね・・・