食べ過ぎや運動不足が続くと、肝臓に余分な栄養が蓄積され、脂肪肝になります。(いわゆる「フォアグラ」です)
脂肪肝の国内の患者数は約1,000万人で、肥満の人のほぼ3割に当たるそうです。
筑波大学の研究によりますと、
・運動量が増えるほど内臓脂肪が減る。
・ウォーキングなどの有酸素運動を3ヵ月間続けると、脂肪肝が改善した。
・3~6メッツ以上の「中高強度の運動」を週に250分以上行うと、効果的な運動量になる。
・ 週250分未満の運動では、改善効果を十分に得られなかった。
・運動を続けていると、体重が減らなくても脂肪肝は改善した。
「中等強度」は、早歩き、ウォーキングとジョギングの組合せ、水泳などが相当します。
運動を続けることで、糖尿病や認知症、心臓病、がんなどの病気が予防できるそうです。
体重が減らなくても効果があるので、根気よく運動を続けて欲しいと思います。