糖尿病を予防する食事スタイル

先日、「第58回日本糖尿病学会年次学術集会」が開催され、糖尿病の発症リスクを高める食事スタイルについて、日本人を対象とした大規模調査の結果が紹介されました。

結果をご紹介しますと、


アルコールを飲み過ぎると糖尿病リスクは上昇

・BMIが22以下のやせた男性は、飲酒量が増えるにつれて糖尿病リスクが上昇し、お酒を飲まないグループにくらべ、1日1~2合のグループで1.9倍、2合以上のグループでは2.9倍まで高くなった。


大豆を摂取すると糖尿病リスクは低下 肥満や閉経後の女性で効果が高い

・特に肥満や閉経後の女性で、糖尿病の発症リスクが最大で23%低下した。

 

魚を食べると糖尿病リスクは低下

・魚を食べることで糖尿病リスクが低下。男性では、摂取量が最も少ない群に比べ最も多い群では糖尿病のリスクが約3割低下した。

・特にアジ・イワシ・サンマ・サバなどの小・中型魚や、脂の多い魚の摂取により、糖尿病の発症リスクが低下した。


野菜を食べると糖尿病リスクが低下 男性で影響が大きい

・野菜をよく食べる人では糖尿病の発症リスクが低下し、野菜摂取がもっとも多いグループで糖尿病リスクが20%ほど低下した。

・男性では特に、特にホウレン草や小松菜などの葉野菜や、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜を食べると効果的だった。肥満や過体重の男性や、喫煙習慣のある男性で、この傾向は強まった。


清涼飲料水は糖尿病の発症を増やす

・日本人女性でも、清涼飲料水を飲み過ぎると糖尿病の発症リスクが上昇した。


赤身肉を多く食べる男性で糖尿病リスクが上昇 コレステロールや卵は影響なし

・男性では肉類全体の摂取量が多い(100g/日以上)グループで糖尿病の発症リスクが1.36倍に上昇した。特に赤身肉の摂取により糖尿病発症のリスクは上昇した。

・一方、コレステロールや卵については、男女ともにコレステロールの摂取量が多いグループ(約400mg/日以上の群)で、糖尿病リスクは上昇しなかった。

・特に閉経後女性では、コレステロールの摂取により糖尿病発症リスクが低下する可能性が示された。


健康診断で空腹時血糖値が100mg/dLを超えた人は要注意

・糖尿病でない2,207人を5年間調べたところ、125人が糖尿病を発症した。

・空腹時血糖値が高いほど糖尿病発症率は高くなり、糖尿病発症のリスクは空腹時血糖値が110mg/dLに達する前から上昇していた。

・健康診断で空腹時血糖値が100mg/dLを超えていた人は、将来に糖尿病を発症する危険性が高い。


いずれも、海外などの文献では以前から指摘されていた内容かも知れませんが、日本人でも同様だったことが証明されたことは、意義深いと思います。

特に昨今、糖質制限が話題になっていますが、赤身肉はよくないようですね。

また、お酒はかなり危険ということもわかりました・・・


明日からの食事に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう?


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クリスタルホテル南千里 2階館内図
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