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2020.03.15

新型コロナウイルスが疑われる場合の自宅での対応

風邪症状で来院された方で、上記の質問をよくいただきます。

「自宅にいろと言われても、家には高齢者がいるので心配です」と困っておられる方も多いです。

 

3/15時点での、当院の見解をお伝えしますと、

・大阪府で見つかっているコロナウイルス感染症は、3/12時点で、陽性者が81人(重症3人、軽症55人、無症状23人、死亡0人)、ライブハウス関連がほとんどである。

・大阪府の人口は、882.3万人である。

・現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況である。

・集団感染の共通点は、「換気が悪く」「人が密に集まる」「近距離での会話、発声がある」場所である。

・感染者の8割は他人に感染させていないものの、上記の条件がそろうと集団感染する可能性がある。

 

以上より、「コロナウイルス感染症が疑われる場合の」自宅での具体的対策としては、

1)換気をする

2)部屋を分け、感染が疑われる家族のお世話は限定した方が行う、タオルの共用はしない

3)マスクをつける

4)こまめに手洗い、手で触れる共有部分を消毒する(市販の家庭用塩素系漂白剤)、ゴミ(鼻をかんだティッシュなど)は密閉して捨てる

があげられると思います。

(参考)一般社団法人日本環境感染学会ホームページ

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