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2020.03.14

当院での「風邪症状の患者さん」対応について

※このブログは、R/2/3/14に公開したものを、3/19、3/24、4/4、4/9、4/20、5/9改訂しました。

 

風邪症状の方から、「当院を受診してよいか?」の問合せをよくいただきます。

 

以下の条件のいずれかに当てはまる方は、まず吹田保健所「新型コロナ受診相談センター」
(平日午前9時~午後5時30分)TEL 06-7178-1370(前記以外)TEL 06-6339-2225
にお問い合わせいただき、指示に従ってください。(5/9改訂されました)

☆ 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合

☆ 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合

※高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方

☆ 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合

(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)

※保健所は、一般に公開されていない「どの地域でコロナウイルスが検出されたか」「どの病院で検査を行っているか」を把握しており、現在のところ保健所がコロナウイルスの検査の要・不要を判断しています。

※医師(当院を含む)には、「どの地域でコロナウイルスが検出されたか」「どの病院で検査を行っているか」の情報を与えられておらず、仮に病院にPCR検査を依頼しても保健所経由でなければ受けてもらえません。

 

保健所から「近医を受診するように」指示された方は、当院にて診察を行います。ただし、

1)必ずマスクを着用して下さい

2)検査(新型コロナウイルス、インフルエンザ、溶連菌など)はできません。(防護服が足りません)

3)問診だけで対応し、対症療法の処方を行います。

※インフルエンザ検査を行った医師が新型コロナウイルスに感染した報告があり、以降日本医師会より、風邪症状の患者さんに対しては、問診だけで対応し、対症療法の処方をするように指示されています。

 

軽症なら3-4日間の自宅安静をお願いいたします

新型コロナウイルスはかぜの症状と似ており、重症化していない段階で、一般診療所で見分けることは不可能です。

また、長時間待合で待つ危険性(本当にコロナ感染症の人がいる可能性が否定できない、他の人に感染させてしまう可能性など)、

診察を受けても、当院では検査ができませんし、特効薬もありません。

万一、コロナウイルス感染症であっても、8割は軽症のまま自然と治ります。

基礎疾患がない方は熱があっても軽症(発熱・咳痰が軽いもの)なら3-4日間は自宅で安静にするようお願いいたします。

 

症状が強い、もしくは4日以上続く場合は、吹田保健所「新型コロナ受診相談センター」にお問い合わせください。

 新型コロナウイルスについての詳細な情報は、「新型コロナウイルスに関するQ&A(厚労省)」がお勧めです。

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