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2016.02.14

肺がん講習会で驚いたこと

2/13(土)、吹田市医師会主催の肺がん講習会に参加した時のこと、、、
 
今日はインフルエンザも流行っていて、診察が終わったのが1時過ぎ。
外は大雨で、2時からの肺がん講習会に間に合いそうにありません。
セブンイレブンで買ったパンを、慌ててほおばる。
「これは遅刻だな。雨だし車で行けたら楽なのに・・・」
医師会には、電車だと30分弱かかってしまいますが、車なら15分位で行けるのです。
しかも、雨に濡れず・・・
 
しかし、前日のFAXで、
「駐車場が工事中で僅かしかないから、車は控えて」
と言われてました。
「無理矢理行って、もし車が止められなかったら大変だし」
 
やむなく大雨の中、トボトボ歩いて医師会まで行きました。
到着して、ふと外の駐車場を見ると
「空いてるやん」
以外と駐車場は空いていました。
「なんや、車で来ればよかった。今日は参加者が少ないんかな。」
1人ブツブツ言いながら会場に入ると、
なんとすでに50名以上の先生方がびっしり席に座っておられました。
湿度も上がってむんむんしています。
「え、いっぱいやん」
 
きっとほかの先生方も皆、僕と同じ思いだったと思います。
「やっぱ皆、まじめやな~」
 
医者は見落とし、失敗が許されません。だから慎重になります。
可能性は低くても最悪のことは絶対に避けなければいけません。
「たぶん大丈夫だと思うけど、万一を考えて念のため」
なんて、考えます。
というか、そういう考えでないと、この仕事は怖くて無理です。
 
でも、同じことは患者さんにもいえると思います。
医師が一所懸命考えても、患者さんが守ってくれないとどうしようもありません。
「たぶん大丈夫でしょ?大げさだな~」
と思っていません?
 
まじめに取り組んでいる人とそうでない人は仕事も健康も差が出て当然、ですよね。
みな忙しいです。いつまでたっても暇なんて来ません。
でも、待っていても成功はありません。
病気も生活習慣も、何もしなければ何も改善しません。何も変わりません。
確か、変える必要があるから病院に通っているんですよね。
経験的にも、結果を出している人は皆まじめです。
 
あなたがもし僕の立場なら、
大雨の中、歩いて行きますか?
それとも車で行きますか?

 

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