今回は目標の立て方についてです。
ビジネスマンの方はご存じの方が多いかも知れませんが、目標設定術に「SMARTの法則」という方法があります。
諸説がありますが、
Specific = 具体的、わかりやすい
Measurable = 計測可能、数字になっている
Action oriented = 自分の行動に基づいた
Realistic = 現実的な
Time Bound = 期限がある
を満たすことが大切といわれています。
具体的には、
腕立てをやります=具体的
10回 =数字になっている
腕立て =本人が出来る
10回 =現実的な回数
毎日 =期限がある
になります。
よくない例としては、
がんばります =なにをするか具体的でない。
ごはんを減らします=どれくらい減らすかが数字になっていない。
体重を減らします =体重が減るのは結果で、自分の行動で達成されるとは限らない。
腕立て100回 =現実的でない。
出来るだけ =期限が明確でない。
特に要注意なのは、
「今月中に2kg体重を減らします」という目標が多いことです。
体重が減るのは結果で、日々どう行動すればよいかわかりません。
それなら、たとえば
「今月は、隔日で、夕食の炭水化物を食べません」
は、いかがでしょうか。
成功すれば(体重が減れば)、続ける価値がありますし、
成功しなければ、一部変更すればよいのです。
ゲーム感覚で続けて頂ければ、と思います。