第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
手足口病は前週比3割増で、9週連続で増加している。大阪市北部で多いようです。ヘルパンギーナは6割増で、これも大阪市北部で多いようです。感染性胃腸炎は微減傾向。麻しんの報告はありません。
風しんは73例で、本年の累計は2,846例となりました。
当院でも、夏風邪(ヘルパンギーナ)が増えています。夏のかぜの原因は冬のかぜと異なり、エンテロウイルスやアデノウイルスなどがおもな原因となります。夏のかぜは発熱のほかにのどの痛み、胃腸炎症状、目の充血、発疹などさまざまな症状がみられるのが特徴です。発病者の糞便中やのどの粘膜にはウイルスが存在していますので、感染予防には手洗いやうがいをすることが大切です。