睡眠時無呼吸症候群の怖さ

先日、他院でいびき(睡眠時無呼吸症候群)の治療を受けておられる患者さんから相談を受けました。同じような質問を受けることが多いので、ご参考にして下さい。

 

患者さん:「先生のところでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療もされているんですね。」

先生:「はい。やっていますよ。」

患者さん:「先生は循環器が専門ですよね。SASは呼吸器科ではないのですか?」

先生:「なかなか鋭い質問ですね。SASが循環器の病気とどう関係するのか、ということですね。確かに診断は呼吸器科で行いますので、当院では、済生会千里病院さんにお願いしています。」

 「さて、SASの定義ですが、簡単に『1時間あたりの無呼吸・低呼吸が15~30回以上起こる状態』としましょう。窒息しかけた状態から息を吹き返すときに、心臓には約80mmHgの内圧がかかると言われています。つまり、血圧が約80上昇するわけです。」

患者さん:「80ってことは、普段120でも、200になるってことですか。」

先生:「そうなりますね。これが一晩に何回もあることになります。心臓に負担がかかることは間違いないですね。さらに、交感神経も刺激されるので、動脈硬化もさらに進むと言われています。SAS患者さんの場合、高血圧は1.4倍、夜間心臓突然死は2.6倍、脳卒中・脳梗塞は3.3倍、健常人と比べ多かったという報告もあります。」

患者さん:「よく考えたら、夜中に首を絞められているようなものですものね。単に昼間に眠たくなるだけではないんだ。」

先生:「ここで大切なのは、減量やCPAPという機械で予後を改善できるということです。」

患者さん:「実は私もCPAPをやっているのですが、マスクが蒸れて、かえって眠れないんです。いっそ止めてしまいたいと思っています。」

先生:「確かに、すぐ結果が出る訳ではないし、機械が合わない人もいます。しかし、今のお話のように、メリットは大きいですから、ぜひ治療の継続をお勧めします。」

患者さん:「そうですか。少し考えてみます。」

 

どうでしょうか。いびきが多い方は、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。

 

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クリスタルホテル南千里 2階館内図
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