第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は、微増、A群溶連菌咽頭炎は微減。RSウイルス感染症は急増して、第3位となりました。注意が必要です。ヘルパンギーナは減少しています。
風しんの報告は14例です。
<RSウイルス感染症>は、子供の肺炎、気管支炎の原因ウイルスで、主に冬に流行します。普通の風邪症状(発熱、咳、鼻汁など)ですが、重症になると咳が持続・増悪したり、喘鳴(ゼーゼー)や呼吸困難がみられることもあります。繰り返し感染することがありますが、初感染では重症化する危険性が高く、乳幼児では入院する事もあります。ワクチンは無く鼻汁や咳を介して感染しますので、うがいや手洗い、マスクによる予防を心がけましょう。