第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
ヘルパンギーナは微減、コクサッキーウイルスA2型他、数種類のエンテロウイルスが分離されているようです。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微減、第6位の手足口病は微増しています。
風しんは26例の報告で、第1週からの累積報告数は183例となりました。
いわゆる「夏風邪」の原因は、エンテロウイルスやアデノウイルスなどがあります。「夏風邪」は発熱のほかにのどの痛み、胃腸炎症状、目の充血、発疹などさまざまな症状がみられるのが特徴です。
アデノウイルスの特徴は、発熱、のどの痛み、結膜炎など(プール熱)があり、エンテロウイルスではヘルパンギーナ(高熱、のどの痛み)や手足口病(手、足、口に水疱)があります。