第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、水痘、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎・手足口病は増加傾向です。
水痘は50%以上急増しています。
<水痘>は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染で、冬から春に多いですが、年間を通じて発生します。飛沫や接触感染で感染し、潜伏期は2~3週間。乳幼児から学童まで見られます。症状は発熱と発疹で、発疹は紅斑~水疱~痂皮化の種々の発疹が同時に混在するのが特徴です。一般に健康児の罹患は軽症で、予後は良好です。