第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎の順でした。
手足口病は大幅に減少していますが、まだ一部の地域で多いようです。感染性胃腸炎は微増、ヘルパンギーナは大幅減でほぼ終息したようです。RSウイルス感染症は2週連続でかなり増加しているようです。
<RSウイルス感染症>は、子供の肺炎、気管支炎の原因ウイルスで、主に冬に流行します。普通の風邪症状(発熱、咳、鼻汁など)ですが、重症になると咳が持続・増悪したり、喘鳴(ゼーゼー)や呼吸困難がみられることもあります。繰り返し感染することがありますが、初感染では重症化する危険性が高く、乳幼児では入院する事もあります。ワクチンは無く鼻汁や咳を介して感染しますので、うがいや手洗い、マスクによる予防を心がけましょう。