「ダイエットの必要性は充分わかっているが、続かない。」
そういう方は多いと思います。お気持ちはよく理解出来ます。
まずは、大きな成果を求めるより、続けることを重視します。
一気に減量出来ても続かなければすぐに戻ります。でも少しずつ続けていれば将来大きな成果が得られ、しかもリバウンドしにくいです。
では、どうすればよいのでしょうか。コツを少しだけご紹介しますと・・・
1.まず、やる気になっているあなたを私は尊敬します。
忙しい日々、なかなか時間が取れないことはよくわかります。でも、あなたは昨日までの自分と決別し、一歩踏み出そうとしています。これはすばらしいことで、大変な決意だと思います。かなりの苦痛を伴うことを私は理解していますから、あなたの勇気ある行動を私は賞賛します。
2.目標を低く設定する。
失敗する方で多くみられるのは、いきなり目標を大きくしすぎることです。明日から1km走る・腹筋100回・摂取カロリーを大幅に減らす、など、まじめな人ほど自分に大きな目標を設定しがちです。これでは一時的に成果はでるかもしれませんが、すぐ疲れてしまい続きません。結局「自分は駄目な人間だ」になってしまいます。
まずは、目標をかなり低く設定しましょう。極端な話、一日5分歩く、スクワット1回でもよいのです。以前ブログで書きましたが、ご飯を毎食1口減らすだけで、年間約5kgの減量が出来ます。
そのかわり毎日続けて習慣にします。
ほぼ毎日続かないようであれば、それは負荷をかけすぎています。
3.一度に平行してたくさん行わない。
前記と重なりますが、食事を減らして、同時に運動も始める方がおられますが、これは挫折しがちです。まず食事を減らしたほうが、成果が出やすいですので続けやすいです。
4.シンプルにする。
例えばジムに通うことはすばらしいことなのですが、中にはジムに行く・着替える・運動する・着替える・帰宅する という行動がだんだん面倒になってくる方がおられます。通勤途中や会社で階段を使うほうがシンプルで続けやすいかも知れません。
5.記録する。
理想的には、日々の食事内容や体重を記録していくと、普段自分が以外と食べすぎていることがわかり、お勧めです。
これが難しい方は、目標が達成できたらカレンダーに○をつけます。カレンダーに○が多いと「自分はがんばっているなあ」とモチベーションが上がります。しんどい日も「せっかく今日までがんばったのだから」と、がんばれます。○が続けば、自分にご褒美をあげましょう。楽しみがあれば、さらに継続率が上がります。
カレンダーの8割以上に○がつくようになれば、少しだけ負荷を上げますが、負荷を上げることより続けることに重点をおきます。
以上のようにすると続けやすいと思います。
3ヶ月続けば、習慣になったと考えてよいでしょう。ぜひ3ヶ月を目標にがんばりましょう。