Q、動脈硬化になったら元に戻らないのですか?
A、コレステロールが血管の壁に溜まって、「こぶ」ができてしまうことがあります。最近は「頚動脈エコー」という検査により、この状態が簡単に確認できるようになりました。
最近では、ある種の薬によりLDL(悪玉)コレステロールを大きく下げ、HDLコレステロールを上げることで、できてしまった「こぶ」(プラーク)が小さくなる可能性があると言われています。
かかりつけの先生とよく相談をし、食事・運動などの生活習慣を改善しつつ、処方された薬をきちんと飲むことが大切です。
Q、そんなにコレステロールの多い食事をしていませんが、どうして高いと言われるのですか?
A、コレステロールは体に必要な成分ですので、70-80%が体中で合成され、食品から吸収されるのは20-30%と言われています。コレステロールの多い食事をしていなくてもコレステロールが高くなるのはこのためです。