肥満外来では、「お腹が減ってつらいが、どうすればよいか」という質問を頂きます。お腹が減らないとやせないので、難しい質問ですが、簡単な対処法をお話しています。
1)寝る。
もちろん食後すぐは駄目ですが、空腹を忘れるためにも寝てしまいましょう。
2)他のことに集中する。
自分の趣味に没頭してごはんを忘れたことはありませんか?
あと、入浴や運動することもお勧めです。運動によりさらに減量が見込めます。ウォーキングがよいですが、もちろん掃除でもOKです。部屋もきれいになりますね・・・
3)発散する。
誰かとおしゃべりしたり、体を動かします。
まくらをたたいたり、紙をくしゃくしゃにしたり、新聞を丸めてものに八つ当たりする手もあります・・・
4)ポジティブに考える。
お腹が減っている間、脂肪が燃焼しますので、「今、自分の脂肪が燃えている。よしよし。」と考えましょう。
5)ほんの少し食べる。
水を飲んだり、カロリー0の飴を食べたり、ガムを食べたりします。
キャベツの千切りにノンオイルドレッシングをかけて食べたり、低カロリーのスープを飲む・ナッツ類を少量食べるのもよいでしょう。
もちろん、食べ過ぎないように・・・
6)徐々に行う。
いきなり絶食すると確かに体重は減りますが、長続きせず、すぐに戻ってしまいます。ダイエットは徐々に行いましょう。
7)成功者にアドバイスしてもらう。
周囲に成功者がいれば、話を聞くのも手です。
但し、あくまで参考にして、厳密に比較しないようにしましょう。
太った理由は人様々ですから、ダイエット方法も人それぞれです。