最近、大阪で流行っているお子さんの病気をレポートします。
インフルエンザが流行期に入ってきました。当院でも、連日多数の方が来院されています。
そこで、よくお話することをQ&Aでまとめてみました。(あくまで当院での方針です)
Q1. インフルエンザの症状とは?
A1. 38度の発熱、咳鼻水、咽頭痛、関節痛、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感があります。胃腸症状が伴う場合もあります。
症状は全てそろう訳ではなく、特にワクチン接種後は軽度な傾向があります。(それがワクチンのメリットでもあるのですが)
Q2. 家族にうつりますか? いつまで休めばいいですか?
A2. 潜伏期間が3日、発症(有症状)が3日、回復期が2日と考えて下さい。この間(計8日)、他人にうつす可能性があります。特に家族内では、高率に感染すると言われています。
会社は、「熱や咳などの症状が改善して48時間以上経過するまで」休みになります。
学校は、学校保健安全法に基づき、「高熱が出た翌日から5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」休みになります。学校とは、大学まで含みます。
Q3. 先ほどから高熱がでました。検査をして欲しいのですが?
A3. 発症(高熱が出た時点)から12時間以内は、検査をしても陽性にならない可能性が高いです。
具体的には、インフルエンザの患者さんで、検査が陽性となる確率が、
発症12時間以内:35%、12-24時間:66%、24-48時間:92%
というデータがあります。
ただし、症状とウイルス量は比例するというデータもあり、症状が重い場合は比較的早期に陽性になる印象があります。
Q4. 「症状がないインフルエンザの人がいて、他の人に広げている」と聞きました。
A4. インフルエンザの不顕性感染者(症状がまったくない感染者)が感染源になるかどうかについては、正確なデータがないため不明です。
確かに、不顕性感染者ののどや鼻でウイルスの増殖を認め、他の人に伝播することは可能とは考えられます。
しかし、そのウイルス量は発症者と比べ約1/10と少ないため、特別な場合を除き、感染が成立することは稀と考えられています。
Q5. 昨夜は高熱が出ましたが、今朝は下がっていました。インフルエンザではないですよね?
A5. 理由は不明ですが、インフルエンザなのに翌朝に一時的に熱が下がることをしばし経験します。
朝は熱が下がっても、夕方に上昇してくる可能性がありますので、受診して検査を受けることをお勧めします。
Q6. 「インフルエンザかどうか、検査してもらえ」と会社で言われました
A6. 申し訳ありませんが、検査キットには限りがあり、それほど信憑性が高い訳ではありません。
熱がない、風邪症状がない、元気、など診察時点で明らかにインフルエンザ発症とはいえないと判断した場合は、検査をお断りすることがあります。本当に必要な方のために、ご配慮ください。
会社には、「医者に行ったが、インフルエンザではないと言われた」で良いと思います。
Q7. 検査を受けないと薬をもらえないのですか?
A7. インフルエンザの診断に検査は必須ではありません。濃厚接触(発症した人と2m以内で会話や接触がある)や家族内発症があり、診察上明らかにインフルエンザと診断される場合は、検査は不要です。
Q8. インフルエンザになった後、「出社可能か、検査してもらえ」と会社で言われました
A8. インフルエンザが治癒したかどうかわかる検査はありません (診断の際使用する検査キットは、治癒したら陰性になる訳ではありません)。厚労省・文科省の通達でも、「治癒証明書を取得させる意義はない」と述べています。
Q9. 高熱が出たので、家にあったロキソニンを飲みました。
A9. インフルエンザの場合、ロキソニンによりインフルエンザ脳症を引き起こす可能性が指摘されています(特に10代の場合)。
医師によって意見が分かれますが、当院では他の解熱剤をお勧めしています。
Q10. 関節痛もあるので、痛み止めも欲しいのですが?
A10.「熱冷まし」には解熱作用と鎮痛作用が含まれるので、痛みにも有効です。
さて、インフルエンザが流行していますが、
インフルエンザの予防には、結局どうすればよいのでしょうか?
厚労省では、
1) 流行前のワクチン接種
2) 飛沫感染対策としての咳エチケット
(1) 普段から皆が咳エチケットやくしゃみを他の人に向けて発しないこと、
(2) 咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、
(3) 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと。
3) 外出後の手洗い等
4) 適度な湿度の保持
5) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
6) 人混みや繁華街への外出を控える
をあげています。
あれ、「うがい」は? と思われた方、するどい!
実は、うがいについては、 ウイルスが20分ほどで体内に侵入するので、あまり効果がないようです。
マスクも、予防効果はないとWHOでは言われています。どうしても隙間から入る可能性があるからのようです(隙間がないと息が出来ません)
以外と重要なのが、手を洗うことのようです。
とはいうものの、個人的に、私は「うがい」が好きですね!
いよいよインフルエンザのシーズンとなってきました。
インフルエンザの出席停止期間については、いろいろ混乱がありました。
現在の学校保健安全法では、「発熱した後 5 日、かつ解熱した後 2 日(幼稚園児、保育所児は 3 日)を経過するまで」が、出席停止の目安となっています。
「発熱した後5日」については、「症状が出た日の翌日を第1日目として数える」となっています。
例えば、水曜日から発熱した場合は、翌日の木曜が第1日目となりますので、登校可能になるのは翌週の火曜日となります。
抗ウイルス薬によって早期に解熱した場合も感染力は残るため、発症 5 日を経過するまでは欠席が望ましく、咳嗽や鼻汁が続き、感染力が強いと考えられる場合は、さらに長期に及ぶ場合もあります。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認められた場合は、その限りではない。 となっています。
休みが長くて退屈かもしれませんが、ゲームセンターに行ってインフルエンザを広めたりしないよう、注意しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で、以下、水痘、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は半減、インフルエンザは前週比70%増で7週連続で増加しています。
当院周囲では、感染性胃腸炎が減ってはいますが依然多く見られます。インフルエンザはまだ少数ですが、学校が始まりましたのでこれから流行するかもしれません。
マスクやうがい手洗いなど予防を励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎は5週連続で減少していますが、依然広範囲で流行しています。A群溶連菌咽頭炎は微減、豊能に多いです。RSウイルス感染症は微増、インフルエンザは増加傾向です。
当院ではインフルエンザより感染性胃腸炎が多いです。家族内で感染する例も多いですので、手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微減、RSウイルス感染症は微増、水痘は増加傾向です。インフルエンザによる学級閉鎖が増えているようです。
当院では、喉風邪と感染性胃腸炎が依然多く、インフルエンザはまだ少ないです。これからもうがい手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微減、A群溶連菌咽頭炎・RSウイルス感染症は増加傾向です。
インフルエンザは倍増しており、近隣では学級閉鎖がでたようです。吹田ではA型、豊中ではB型が出ているようです。
当院でも依然、胃腸炎の方が多いですが、A型インフルエンザの方も散見されるようになりました。どちらもうがい、手洗いが大切ですので、励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は2週続けて減少しましたが、依然多いです。ノロウイルスによる集団感染事例の報告が続いており、さらなる感染予防対策が必要です。RSウイルス感染症・インフルエンザは増加傾向です。
近隣でインフルエンザによる学級閉鎖が出たようで、いよいよ流行の兆しかも知れません。急な発熱時はご注意下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は、やや減少傾向ですが、依然多く、引き続き注意が必要です。
A群溶連菌咽頭炎は微減、RSウイルス感染症は微増。
インフルエンザは40例の報告がありました。
徐々にインフルエンザが流行し始めています。予防接種がまだ終了していない方は、お急ぎ下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は増加傾向で、全ブロックで増えています。多くの事例でノロウイルスGⅡ.4が検出されているようです。A群溶連菌咽頭炎・RSウイルス感染症は微減、水痘は増加傾向です。
当院でも感染性胃腸炎は増加しています。胃腸炎による学級閉鎖も散見されます。家族内でも感染しますので、予防をしっかり行いましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は前週比60%増と急増しています。ノロウイルスによる集団感染の報告が急増しています。A群溶連菌咽頭炎・RSウイルス感染症も増加傾向です。
当院でも、感染性胃腸炎が急増しています。家族で広がっているケースも多く、今後いっそうの予防対策が大事と思います。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は6週連続の増加で、例年に比べ急激に増えています。ノロウイルスによる集団感染が多発し、学級閉鎖も出ているようです。
A群溶連菌咽頭炎・RSウイルス感染症は減少傾向、水痘は増加傾向です。
<ノロウイルス>の主な症状は、下痢・吐き気・おう吐・腹痛で、発熱する場合もあります。感染してから発病するまでの潜伏期間は、平均1~2日(短くて数時間から数日)で、通常は1~3日で回復しますが、重症になることもあります。乳幼児から高齢者まで、すべての年齢で発症します。
子供さんから両親へ感染するケースも多いので、家族で予防が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は3割増で、ノロウイルスによる集団感染が増えているようです。A群溶連菌咽頭炎は5割増、RSウイルス感染症・水痘は微増です。
当院でも、胃腸炎と咽頭炎が増えています。うがい手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は大幅に増加、ノロウイルス集団感染事例の報告もあり、今後注意が必要です。
A群溶連菌咽頭炎は微増、RSウイルス感染症は減少傾向、水痘は増加傾向です。
インフルエンザの予防接種が始まっています。13歳未満の方は約4週間あけて2回接種が必要ですので、お早めに接種しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は微増、RSウイルス感染症は6週間ぶりに減少傾向です。A群溶連菌咽頭炎は微減しています。
当院では、咽頭痛から徐々に咳と痰に変わる風邪が流行っています。
インフルエンザのワクチン接種も始まりましたので、ぜひお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は増加、RSウイルス感染症は微増、A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘は減少傾向です。
依然RSウイルス感染症に注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は微増。RSウイルス感染症は3割増で5週連続増加、全国でも例年にない増加を示しており、今後一層の注意が必要でしょう。A群溶連菌咽頭炎も3割増で、こちらも要注意ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微減、RSウイルス感染症は4週連続の増加、A群溶連菌咽頭炎は減少傾向、水痘は微減です。
当院周辺の幼稚園でもRSウイルスが流行しているようです。
10月からインフルエンザの予防接種が始まりますので、ご検討下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、RSウイルス感染症は3週連続で増加しています。
当院でも胃腸炎が多いですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は、微増、A群溶連菌咽頭炎は微減。RSウイルス感染症は急増して、第3位となりました。注意が必要です。ヘルパンギーナは減少しています。
風しんの報告は14例です。
<RSウイルス感染症>は、子供の肺炎、気管支炎の原因ウイルスで、主に冬に流行します。普通の風邪症状(発熱、咳、鼻汁など)ですが、重症になると咳が持続・増悪したり、喘鳴(ゼーゼー)や呼吸困難がみられることもあります。繰り返し感染することがありますが、初感染では重症化する危険性が高く、乳幼児では入院する事もあります。ワクチンは無く鼻汁や咳を介して感染しますので、うがいや手洗い、マスクによる予防を心がけましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は微減、A群溶連菌咽頭炎は増加傾向、ヘルパンギーナは減少傾向、RSウイルス感染症は急増しています。
風しんは増加し、前年同期の6倍を超えました。風しんに更なる注意が必要です。
<風疹、3日はしか>は、発熱・発しんが主な症状で、多くの場合2~3日で自然に軽快します。患者の約3/4は男性で、特に20代後半から30代の男性が多く報告されています。
妊婦さんが近くにおられる方は、ワクチン接種をお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は大幅に増加、ヘルパンギーナは微増、A群溶連菌咽頭炎・水痘は増加傾向です。
当院でも、感染性胃腸炎が増加しています。学校も始まりますので、注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・ヘルパンギーナ・A群溶連菌咽頭炎は大幅に減少していますが、第6位のRSウイルス感染症は4週連続で増加しているようです。
麻しんの報告はなく、風しんは20例の報告があった。
当院でも、風疹ワクチン希望の方が増加しています。ワクチンに限りがありますので、希望の方は早めの接種をお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・ヘルパンギーナ・第6位の咽頭結膜熱・第7位の手足口病と全てで大幅に減少しており、夏型感染症の減少が続いている印象です。水痘も減少傾向です。
今回は全体の報告例が少なかったためかも知れませんが、夏風邪が減ってきています。お盆も過ぎて、若干涼しくなってきた印象がありますので、夏はもうそろそろ終わりに向かっているのかもしれませんね。
第1位は感染性胃腸炎以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、ヘルパンギーナは減少傾向、第6位の手足口病も減少傾向で、夏型感染症は減少しているようです。
A群溶連菌咽頭炎・水痘も減少しています。
感染性胃腸炎が再び1位になっています。夏風邪が減少しているのは、夏休み中であることも関係あると思います。
沖縄でインフルエンザが流行っているそうですが、吹田でもインフルエンザが報告されているようです。急な高熱の際は、受診しましょう。ただ、インフルエンザの検査キットが入手困難になっていますので、検査は難しいかもしれません。
第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
ヘルパンギーナは微減、コクサッキーウイルスA2型他、数種類のエンテロウイルスが分離されているようです。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微減、第6位の手足口病は微増しています。
風しんは26例の報告で、第1週からの累積報告数は183例となりました。
いわゆる「夏風邪」の原因は、エンテロウイルスやアデノウイルスなどがあります。「夏風邪」は発熱のほかにのどの痛み、胃腸炎症状、目の充血、発疹などさまざまな症状がみられるのが特徴です。
アデノウイルスの特徴は、発熱、のどの痛み、結膜炎など(プール熱)があり、エンテロウイルスではヘルパンギーナ(高熱、のどの痛み)や手足口病(手、足、口に水疱)があります。
第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
ヘルパンギーナは8週連続で増加しており、ついに1位となりました。感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は減少傾向、水痘は不変。
第6位の手足口病は増加傾向です。
風しんは9例の報告があり、累積報告数は159例となりました。
当院でも、風疹ワクチンの希望者が増加しています。主に妊娠中の奥さんに勧められた男性が多いです。夏休みに入り、子供さんのワクチン接種も増えていますね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は減少傾向ですが、ヘルパンギーナは大幅に増加しています。A群溶連菌咽頭炎・水痘は減少傾向です。
麻しんの報告はなく、風しんは9例の報告がありました。
当院でも、胃腸炎や夏風邪は増加しています。ご注意下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや減少、ヘルパンギーナは急増しています。
A群溶連菌咽頭炎は微減しています。
麻しんは2例の報告があり、風しんは12例の報告がありました。
<ヘルパンギーナ>とは夏風邪の一種で、乳幼児に多くみられます。突然の高熱と強い喉の痛みが特徴的で、喉の奥に小さな水ぶくれが出来ます。
当院でも夏風邪の方が増えています。冷やしすぎに注意しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、水痘、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや減少していますが、依然多いです。A群溶連菌咽頭炎は微減、ヘルパンギーナはさらに倍増しています。
風しんは13例の報告があったようです。
当院でも、先週に引き続き、のど風邪が流行っています。夜になると肌寒いことがありますから、気をつけましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、ヘルパンギーナ、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎はやや減少傾向です。ヘルパンギーナは倍増。7位の手足口病も倍増しています。
麻しんの報告はなく、風しんは9例の報告があった。風しんの累積報告数は111例で、昨年の2倍を超えたようです。
当院でも、のど風邪が流行しています。うがいや手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱(プール熱)の順でした。
感染性胃腸炎はやや減少傾向、A群溶連菌咽頭炎はやや増加傾向です。水痘は微増傾向です。
風しんは18例の報告があったようです。
当院でも、咽頭痛の患者さんが増えています。プールも始まりましたし、そろそろ夏風邪のシーズンですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎はやや減少していますが、昨年同時期より報告が多く、多種類の腸管系ウイルスが検出されているようです。
A群溶連菌咽頭炎はやや減少、水痘は微増傾向です。
風疹はさらに増加し、第23週は20例の報告があったようです。
風疹の感染性は発症(発熱、発疹など)前数日から発疹出現後7日間程度認められます。発熱・発疹のある人には近づかないようにしましょう。発疹を伴う発熱があった場合は、早期に受診しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎は微減、A群溶連菌咽頭炎は増加傾向です。
風しんの増加が目立ち、大阪府内では22週現在56例と、昨年の報告総数を超えました。22-47才の男性が80%を占め、ワクチン未接種の方が多いようです。万一妊娠初期に感染すると、胎児へ影響が出る場合もあり、注意が必要です。
<風疹>は「3日はしか」とも呼ばれ、赤くやや細かい発疹が顔面から1日で全身に広がり3日ほどで改善します。熱はでる場合もない場合もあります。
風疹ワクチンは1977年から1993年まで女子中学生にのみ接種され(現年齢約30歳から約47歳、接種率約70%)、男性には接種されていません。また、約23歳から約30歳の男女は、接種率が30-40%と低く、風疹に感染する可能性が十分にあります。
また、1回の風疹ワクチン接種後では約15%の人は感染し発症することが知られています。2006年より麻疹風疹混合ワクチンを2回接種が始まりました。
大阪府の予防接種率は、全国平均と比べ低めで、目標の95%には遠く及ばない状況であり、定期接種を確実に受ける必要があります。
2004年の「風疹流行にともなう母児感染の予防対策構築に関する研究(班長:平原史樹横浜市立大学大学院医学研究科教授)」班における「風疹流行および先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」において風疹に免疫のない、妊娠第20週以内の妊婦さん(妊婦さんは接種不適当者)と同居している家族(妊婦の夫、子ども、50歳未満の同居家族)、医療従事者、保育所や学校等に勤務する者、10代後半~40代の女性、小、中、高、大学生等集団生活をしている方等にワクチン接種が推奨されています。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎は微増ですが、依然増加傾向です。A群溶連菌咽頭炎も微増。水痘・咽頭結膜熱は増加傾向です。
咽頭結膜熱は別名プール熱とも呼ばれ、プールの時期に流行します。当院でもヘルパンギーナ(夏風邪)の子供さんが来院されました。
6月に入りましたから、そろそろ夏型の感染症の注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎は増加傾向、A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘は減少傾向、咽頭結膜熱は増加傾向です。
インフルエンザは、大きく減少しましたが、45例の報告がありました。
当院でも胃腸炎と咽頭炎が増えています。うがい手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は大幅に増えていますが、連休前とほぼ同じ水準です。水痘は連休前より増加しています。
インフルエンザは、全地域で終息したようです。
ウイルス性の感染性胃腸炎が周辺の保育園でも流行しているようです。手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は半減、水痘は25%減、A群溶連菌咽頭炎も半減していますが、ゴールデンウィークだったため報告が少なかった可能性が高いです。
インフルエンザは大幅に減少し、終息したと思われます。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は微減していますが、ロタウイルスの集団感染が続いているようです。A群溶連菌咽頭炎は増加傾向、水痘はやや増加傾向です。
インフルエンザは半減し、終息に向かっていますが、依然600例以上の報告があります。豊能こども急病センターでも依然インフルエンザは報告されています。ワクチンの効力も減っていますので、急な高熱の際は受診しましょう。
平成24年4月1日付けで、学校保健安全法の改正が行われました。
内容としては、
1)児童生徒の定期健康診断における結核の有無の検査方法
2)学校における感染症の予防方法について
の改正となります。
特に、2)については、
・髄膜炎菌性髄膜炎:学校において予防すべき感染症のうち第2種感染症(飛沫感染するもので学校において流行を広げる可能性が高い感染症)に追加し,その出席停正の期間の基準を「病状により学校医等において感染のおそれがないと認めるまで」とする。
また、出席停止期間を、
・インフルエンザ:発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで。
・百目咳:特有の咳が消失するまで、又は、5日間の適正な抗菌剤による治療が終了するまで。
・流行性耳下腺炎:耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かっ、全身状態が良好になるまで。
と変更になりました。
注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は増加傾向、ロタウイルスによる集団発生が続いているようです。
A群溶連菌咽頭炎も増加傾向、水痘も微増しています。
インフルエンザは減少傾向ですが、依然1,000例を超える報告が続いています。
当院では、喉風邪が流行っています。うがい、手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は大幅増加で、ロタウイルスによる集団感染が増えているようです。A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘は微減。
インフルエンザは減少傾向ですが、ゼロにはなっていません。
水ぼうそうが増えているので、ワクチン接種を考えておられる方は、ぜひ今の時期にお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや増加、水痘は微減、A群溶連菌咽頭炎はやや増加傾向です。
インフルエンザは40%減で、全てのブロックで終息へ向かっています。しかし、全く無くなった訳ではなく、当院でもしばしB型が検出されます。高熱が出た場合は検査を受けた方がよいでしょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや減少、ロタウイルスによる集団感染が報告されているようです。水痘もやや減少傾向です。
インフルエンザは大きく減少し、終息基準値を下回りました。しかし、B型インフルエンザウイルスの検出例が続いています。
当院でも、依然、数名検出されています。もう桜が咲いているのに・・・。学校が始まりますから、少し不安ですね。
第1位は感染性胃腸炎以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微減、水痘は微増、A群溶連菌咽頭炎はやや減少傾向です。
インフルエンザは引き続き減少していますが、いまだにB型が検出されることがあります。4月に入りますし、学校もお休みですから、今後インフルエンザはさらに減少すると思われます。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、A群溶連菌咽頭炎はやや減少、水痘は不変、RSウイルス感染症は減少傾向です。
インフルエンザはさらに減少していますが、周囲の学校では依然B型が検出されているようです。当院でも、本日B型のインフルエンザが数名おられました。学校は休みになりますが、高熱にはご注意下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘はやや減少、RSウイルス感染症はやや増加傾向です。
インフルエンザは微減していますが、B型が依然散見されます。
突然高熱が出た方は、あまり症状が重くなくても検査をするとB型が検出されることが多いです。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘はやや増加、RSウイルス感染症は微増傾向です。
インフルエンザは減少傾向ですが、B型ビクトリア系統の検出例が増加しています。
当院でもインフルエンザは減少していますが、B型は依然検出されます。もう少し注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘は微減、RSウイルス感染症は、やや増加傾向です。
インフルエンザは減少傾向で、警報レベルのブロックはなくなりました。
当院周囲でのインフルエンザも減少してますが、B型が散見されます。急な高熱の際は検査を受けましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘はやや増加傾向。
インフルエンザはやや減少。全ブロックで減少していますが、一部依然多い地域があるようです。
当院でもインフルエンザは減少しています。ただ、インフルエンザBが増加しており、ゼロにはなっていません。症状が軽くても検査が陽性になるケースが多く、突然高熱が出た方は、その後の症状が軽くても、念のために検査を受けることをお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや減少、A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘はやや減少傾向です。
インフルエンザは先週の約3/4に減少、全ブロックで減少しています。
ピークを超えてきた印象ですが、すぐにゼロになる訳ではないので、依然注意が必要です。当院でのインフルエンザ検査陽性率も低下してきています。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘・RSウイルス感染症はやや減少傾向です。
インフルエンザは微増で、ほぼ全域で警報レベルを超えています。
当院周辺では、高熱が出ないインフルエンザが話題になっています。特にワクチンを接種された方は高熱が出ない傾向があるようです。
37度位の微熱でも、疑わしい方は受診して検査を受けましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや減少、水痘はやや増加、A群溶連菌咽頭炎は微減のようです。
インフルエンザは1.5倍の増加で、全ブロックで警報レベルを超えました。府下では集団発生による休校・休園23を含む学年・学級閉鎖823校が報告されているようです。
当院近隣の小中学校でも学級閉鎖が多数出ていますが、保健の先生に伺うと、休んでいる生徒さんのうちインフルエンザはほぼ半数以下で、少子化のため一クラスの人数が少なく、数人が欠席するとすぐ学級閉鎖になってしまうそうです。
そろそろインフルエンザのピークは過ぎてきた印象ですが、引き続き、うがい・手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、A群溶連菌咽頭炎は大幅に増加、水痘は大幅に減少、RSウイルス感染症は不変でした。
インフルエンザは倍増しており、近隣の小中学校でも学級閉鎖が増えています。当院でも特にA型のインフルエンザが増えています。
基本的ですが、うがい、手洗いを励行しましょう。マスクによる咳エチケットも宜しくお願いいたします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はかなり増加、水痘はやや増加、A群溶連菌咽頭炎は倍弱の増加です。
インフルエンザは、ほぼ倍増しており、学級閉鎖も散見されます。学年閉鎖もあるかもしれません。急な発熱があれば、受診しましょう。
平成23年第52週の第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病の順でした。
平成24年第1週の第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎の順でした。
第1週の感染性胃腸炎はやや減少傾向です。水痘はほぼ不変。
インフルエンザは増加傾向で、大阪市西部、大阪市北部で多いようです。年齢別報告数では、20歳以上の占める割合が倍増しています。
当院でも大人のインフルエンザが増えています。うがい、手洗いを励行しましょう。
インフルエンザが徐々に広がっています。
「インフルエンザになったら、学校はいつまで休めばよいの?」という質問を頂きます。
新型インフルエンザの流行中は、感染症法(厚労省)と学校保健安全法(文科省)が食い違うことから、地域や医師の間でも休学期間に対する考え方の相違があり、トラブルがあったようです。(学校保健安全法の方がきびしかったのです)
先日、吹田市教育委員会から通達がありました(平成23年10月25日)。
平成23年4月1日をもって新型インフルエンザ(A/H1N1)が季節性インフルエンザに含まれることになり、学校保健安全法に基づき、
吹田市立小中学校・幼稚園では「解熱後2日を経過するまで」
となりました。(感染症法と同じになりました)
なお、市立保育園では「解熱後3日」となっていますので、ご注意下さい。
注)この情報はH25/1/18に更新されました。こちらを参照して下さい。
インフルエンザの流行期に入ってきました。
現在は子供さん中心に感染が広がっていますが、
「インフルエンザにかかったらどうすればよい?」
「抗インフルエンザウイルス薬は怖い?」
というお母さんもおられると思います。
厚生労働省のHPに「インフルエンザQ&A」があります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
一部抜粋しますので参考にして下さい。
異常行動は、
・インフルエンザの罹患だけでも起こる。
・抗インフルエンザウイルス薬でなくても起こる。
ことが記載されています。
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Q.10: インフルエンザにかかったらどうすればよいのですか?
また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊する等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう(Q.14を参照して下さい)。
Q.13: タミフル服用後に、異常行動による転落死が起きているなどの報道がなされていましたが、現在はどのような対応が行われているのですか?
タミフル服用後に患者が転落死した事例等が報告されたことを受けて、平成19年3月には、予防的な安全対策として下記の注意喚起を行いました。
その後、タミフルの服用と転落・飛び降り、またはこれらにつながるような異常な行動や突然死などとの関係について調査・審議が行われましたが、
・タミフルと異常な行動の因果関係について、疫学調査の解析結果のみから明確な結論を出すことは困難。
・タミフル服用の有無にかかわらず、異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合がある。
・平成19年3月の予防的な安全対策以降、タミフルの副作用報告において、10代の転落・飛び降りによる死亡等の重篤な事例が報告されていない。
ことより、現行の対応となった。
抗インフルエンザウイルス薬として、タミフルの他にリレンザ、ラピアクタ、イナビル、シンメトレル等の医薬品がありますが、これらの医薬品の服用後にも、急に走り出すなどの異常行動の発生が認められています。
また、インフルエンザ罹患時には、解熱剤のアセトアミノフェンを服用した場合や医薬品を服用しない場合でも、同様の異常行動が現れることが報告されていますので、インフルエンザに罹患して、自宅において療養を行う場合には、突然走り出して2階から転落するなど、危険なことにならないよう医薬品の服用の有無にかかわらず、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。
インフルエンザ罹患に伴う異常行動の研究については、厚生労働省ホームページの下記アドレスに掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000n6tv-att/2r9852000000n7ms.pdf
(異常な行動の例)
・突然立ち上がって部屋から出ようとする。
第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病の順でした。
感染性胃腸炎は増加傾向、水痘・A群溶連菌咽頭炎は減少傾向、RSウイルス感染症は増加傾向です。
インフルエンザは2倍に増え1000例を超えてきました。現時点では、15歳未満が全体の約8割を占めるようです。当院でも、クリスマス会がきっかけで、参加者ほぼ全員がインフルエンザに罹患した話を聞きました。今更ですが、うがい手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病、の順でした。
感染性胃腸炎・水痘は大幅増加、A群溶連菌咽頭炎は微増で、豊能で多いようです。RSウイルス感染症も再び増加傾向です。
インフルエンザは、1.5倍と急増しており、流行期に入ったようです。
ワクチンの在庫が問屋レベルでなくなりつつあり、当院でのインフルエンザ予防接種も、ご予約頂いた方の分で終了となります(現在新規の予約は受けておりません)。うがい、手洗いなどの予防を励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は大幅に増加、A群溶連菌咽頭炎も増加傾向で、豊能地区で多いようです。水痘はやや減少、手足口病は不変でした。
インフルエンザはかなり増加しており、AH3亜型による学級閉鎖が出ているようです。当院の近隣でも学級閉鎖はあるようですが、インフルエンザによるものではなく、感染性胃腸炎によるもののようです。
まもなく冬休みですが、うがい手洗いの励行を行いましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎・水痘は大幅に増えています。A群溶連菌咽頭炎も増加傾向です。
マイコプラズマ肺炎の報告は60例程です。マスコミでもよく話題になっていますが、約8割が中学生以下で、その約7割が薬が効きにくいタイプなので、問題になっています。
インフルエンザは前週から倍増し、100例以上の報告があったようです。予防接種がまだの方は急がれた方がよいでしょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎はやや増加、A群溶連菌咽頭炎は微減ですが、豊能地域に多いようです。水痘は微増しています。
マイコプラズマ肺炎が例年に比べて多いようです。
散発性にインフルエンザウイルスAH3亜型の検出が続いているようです。
AH3(香港)型は、今シーズンのインフルエンザワクチンとの反応性が低い株も検出されていることから、「ワクチンをしたのに罹ってしまった」ケースが増えそうです。ワクチンをしても、うがい手洗いなどを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症、の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘・手足口病は、かなり増加しているようです。
インフルエンザも急増しており、58例の報告があったようです。
まだ南千里周辺では聞きませんが、いよいよインフルエンザが流行しそうです。
第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、RSウイルス感染症、手足口病の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は増加傾向、水痘は微減、RSウイルス感染症は微増、手足口病は減少傾向です。
インフルエンザは38例で、2週連続で増加しています。堺市ではB型インフルエンザによる学級閉鎖があったようです。
そろそろインフルエンザの流行の兆しのようです。うがい・手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌感染症はやや増加傾向、水痘はかなり増加しています。手足口病・RSウイルス感染症も増えています。
インフルエンザは29例で、堺市ではB型の学級閉鎖が報告されているようです。
ぼちぼちインフルエンザの流行が始まりそうです。早めの予防接種をお勧めします。
第1位は感染胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は不変、A群溶連菌咽頭炎は微増、水痘・RSウイルス感染症は微減傾向です。
マイコプラズマ肺炎の報告数が例年より多く、3週連続で増加しています。薬剤耐性株の報告(薬が効きにくい)があるようで、今後も要注意です。
<マイコプラズマ肺炎>とは、Mycoplasmaという菌によって発症する肺炎で、6~12歳の小児に多く、小児ではよくみられる感染症の一つです。潜伏期間は2~3週間で、飛沫で感染します。頑固な咳嗽と発熱が特徴で、一般に元気なため診断が遅れることがあります。レントゲンで淡い影が特徴と言われていますが、確定診断には時間がかかります。
最近になり、以前なかったヒブや肺炎球菌などのワクチンが増えてきました。加えて、おたふくや水ぼうそうなど、任意接種もあります。
お母さん方から、「どの順番でワクチンを接種すればよいですか?」という質問をよく頂きます。
どの順番でワクチン接種するかというのは、その時点でどのような病気が流行っているか、などによるとは思うのですが、
「日本小児科学会」から、推奨スケジュールが発表されたので、参考にして頂けたらと思います。
http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427.pdf
結構、忙しいですね・・・
なお、不活化ワクチンの接種後は1週間、生ワクチンの接種後は4週間空けて次のワクチンを接種して下さい。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、水痘、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎・手足口病は増加傾向です。
水痘は50%以上急増しています。
<水痘>は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染で、冬から春に多いですが、年間を通じて発生します。飛沫や接触感染で感染し、潜伏期は2~3週間。乳幼児から学童まで見られます。症状は発熱と発疹で、発疹は紅斑~水疱~痂皮化の種々の発疹が同時に混在するのが特徴です。一般に健康児の罹患は軽症で、予後は良好です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、突発性発しん、RSウイルス感染症の順でした。
感染性胃腸炎は微増、A群溶連菌咽頭炎はかなり増加傾向、手足口病は減少傾向、RSウイルス感染症はかなり減少しています。
インフルエンザは12例の報告があり、いわゆる新型インフルエンザも報告されているようです。
インフルエンザの予防接種が始まっていますので、接種をお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、手足口病、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
感染性胃腸炎・RSウイルス感染症は微増、手足口病・A群溶連菌咽頭炎は減少傾向、水痘は微増しています。
インフルエンザは13例の報告があり、堺市ではB型が検出されているようです。
早くもインフルエンザが散見されます。13才未満の方は、予防接種が2回必要ですので、そろそろ1回目の接種をお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎・手足口病は微増。A群溶連菌咽頭炎はかなり増加しており、当院でも高熱・咽頭痛の方が増えています。一時話題となった、RSウイルス感染症は微減しています。
早くもインフルエンザの報告があったようです。今年はワクチンの不足もあり、早めの接種をお勧めします。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
感染性胃腸炎は減少傾向、手足口病もかなり減少し、終息と思われます。
RSウイルス感染症も減少傾向ですが、全国的には大阪府の報告数が最も多く、依然例年の発生水準を超えています。今後も注意が必要のようです。
第1位は感染性胃腸炎以下、手足口病、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎は微増、手足口病は減少傾向。
RSウイルス感染症は微減ですが、大阪市北部など、例年の夏季の水準を上回る発生状況のようです。マイコプラズマ肺炎も高い傾向が続いており、ひどい風邪症状の場合は注意が必要です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、ノロウイルスによる集団食中毒があったようです。
手足口病・RSウイルス感染症・A群溶連菌咽頭炎は増加傾向です。
依然、夏型の感染症が多く見られます。注意しましょう。
第1位は感染性胃腸炎以下、手足口病、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、ヘルパンギーナの順でした。
感染性胃腸炎は微減、手足口病・ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症はやや増加傾向です。
RSウイルス感染症は主に冬に流行るのですが、上位5疾患に5週続けて入っており、注意が必要です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、RSウイルス感染症、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎はやや増加、手足口病・RSウイルス感染症はやや減少傾向です。A群溶連菌咽頭炎が増加傾向です。
<A群溶連菌咽頭炎>とは、A群溶血性レンサ球菌という細菌によって引き起こされます。この菌は、他にも、扁桃炎、上気道炎、肺炎、中耳炎、膿痂疹、産褥熱なども引き起こします。菌が産生する毒素により体に発疹ができる場合もあります。
主として患者または保菌者の咳やくしゃみにより感染し、1~3日の潜伏期のあと、比較的高めの発熱(38.5℃以上)、喉の腫れ・痛みが出現します。リンパ節の腫れも多くの場合にみられますが、咳や鼻汁は軽度です。患者は3歳以上の子供が多く、流行は毎年、冬季および5月から6月にかけてみられます。
今のところ予防接種はなく、また流行期には患者以外にも多くの無症状保菌者がいますので感染を防ぐことは困難です。早期診断、適切な治療が大切で、迅速検査キットがありますので、感染が気になる時は早めに医療機関を受診しましょう。本感染症は抗生剤がよく効きますので、医師から指示された期間きちんと薬を飲むことが大切です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎は増加傾向、手足口病は減少傾向でほぼ終息したと思われます。RSウイルス感染症・流行性耳下腺炎が増加してきています。
当院でも感染性胃腸炎が増えています。時期的に「食中毒」も依然可能性があります。当ブログの「食中毒の予防」を参考にしてみて下さい。
第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎の順でした。
手足口病は4週連続減少し、終息に向かっているようです。
感染性胃腸炎はかなり減少傾向、RSウイルス感染症も減少傾向のようです。
ひきつづき、うがい・手洗いを励行しましょう。
第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎の順でした。
手足口病は大幅に減少していますが、まだ一部の地域で多いようです。感染性胃腸炎は微増、ヘルパンギーナは大幅減でほぼ終息したようです。RSウイルス感染症は2週連続でかなり増加しているようです。
<RSウイルス感染症>は、子供の肺炎、気管支炎の原因ウイルスで、主に冬に流行します。普通の風邪症状(発熱、咳、鼻汁など)ですが、重症になると咳が持続・増悪したり、喘鳴(ゼーゼー)や呼吸困難がみられることもあります。繰り返し感染することがありますが、初感染では重症化する危険性が高く、乳幼児では入院する事もあります。ワクチンは無く鼻汁や咳を介して感染しますので、うがいや手洗い、マスクによる予防を心がけましょう。
第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
手足口病・ヘルパンギーナはかなり減少、感染性胃腸炎はほぼ同数でした。A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘は微増でした。
学校が夏休みに入ったためか、大きな拡がりはないようです。
第1位は手足口病で以下、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
手足口病・ヘルパンギーナ・感染性胃腸炎はともに大幅減で、夏型感染症は減少傾向のようです。
今年の手足口病は高熱が出て、皮膚症状が重症化する場合が多いようです。水疱は大きめで手足口以外の四肢全体に広がり、臀部、腰、背部にも見られる場合もあり、とびひなど、他疾患との鑑別が難しい例も多いです。
第1位は手足口病で以下、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
手足口病は微増、ヘルパンギーナは微減ですが、今後も夏型感染症に注意が必要です。
第1位は手足口病で以下、ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎の順でした。
手足口病はかなり増加しており、平成12年以来の大流行となりました。ヘルパンギーナもかなり増加傾向です。
感染性胃腸炎はやや減少、流行性耳下腺炎は大幅増です。
手足口病とヘルパンギーナは、共にエンテロウイルス・コクサッキーウイルスなどが原因で起こる夏かぜの一種で、小水疱が出来るところも似ています。基本的に数日で治りますが、のどの痛みが強いと水が飲めなくなり、特にこの時期は脱水症になりやすいので、注意が必要です。
第1位は手足口病以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、水痘の順でした。
手足口病はほぼ倍増し、全ブロックで警報レベルを超えました。主にコクサッキーウイルス(CA)6型が検出されています。
ヘルパンギーナも80%増、全ブロックで増加しています。
引き続き、うがい手洗いを励行しましょう。
第1位は手足口病で、以下、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑の順でした。
手足口病はかなり増加、感染性胃腸炎はやや増加、A群溶連菌咽頭炎は微増でした。
ヘルパンギーナ・伝染性紅斑も急速に増加しています。夏型感染症が流行ってきた感じです。
<ヘルパンギーナ>は高熱とのどに水疱ができる「夏かぜ」の代表的疾患で、エンテロウイルスが主な原因です。特効薬はなく、発熱時は体を冷やす、こまめに水分を補給するなどが必要です。発病者の糞便や飛沫感染で広がりますので、感染予防には手洗いやうがいをすることが大切です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶連菌咽頭炎、水痘、ヘルパンギーナの順でした。
感染性胃腸炎はかなり減少していますが、手足口病が6週連続で増加しています。A群溶連菌咽頭炎・水痘はやや減少傾向、ヘルパンギーナは急増しています。
<手足口病>は、口の中や手足などに水疱性の発疹が出るウイルス感染症で、飛沫・接触・経口感染し、保育施設や幼稚園などで集団感染を起こすことがあります。治った後もしばらくの間、便にウイルスが排泄され、感染しても発病しないでウイルスを排泄している人もいると言われています。日頃から手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶連菌咽頭炎、水痘、伝染性紅斑の順でした。
感染性胃腸炎はやや減少傾向ですが、手足口病は急増しており、5週連続で増加しています。A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘・伝染性紅斑はやや増加傾向です。
感染性胃腸炎の原因としては、依然、ノロ・ロタウイルスが多いようです。これは子どもに限らず感染します。これから食中毒の季節ですから、注意が必要ですね。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、水痘、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎は微増、A群溶連菌咽頭炎はやや増加傾向です。手足口病は大幅に増加しており、4週連続で増加しています。水痘はやや減少、流行性耳下腺炎はやや増加傾向です。
また昨年秋頃から、伝染性紅斑(りんご病)が増加してきています。伝染性紅斑は4~6年の周期で流行し、前回の流行は2007年でした。伝染性紅斑は例年夏頃に流行のピークを迎えるため、夏に向けて注意が必要です。
<伝染性紅斑>は、風邪症状ののち特徴的な発疹(りんごのような頬の紅斑や四肢の網状紅斑)が出現する病気で、風邪症状の時に感染します。妊婦さんが感染すると胎児に悪影響を及ぼすことがあるので、妊婦さんは発熱などの初期症状のある子供さんには近づかないようにしましょう。
最近、牛肉の生食による食中毒で死亡する事件がありました。
今回は食中毒について です。
<症状>
嘔吐・下痢や腹痛・発熱を伴うことが多いです。
水分・塩分補給で治まることが多いですが、血便や脱水症状など症状が重い場合は受診しましょう。
<予防>
・つけない
菌を食品につけないように、手洗いをしっかり行い、調理器具を清潔にしましょう。
・増やさない
食品は新鮮なものを購入し、冷蔵・冷凍保存し、早めに使い切りましょう。
・殺菌する
多くの菌は熱に弱いので、充分加熱しましょう。
<主な細菌・ウイルス>
・ノロウイルス
カキなどの貝に含まれます。冬場(11月~2月)に多いです。
・大腸菌(O-157他)
殆どの大腸菌は無害ですが、一部病原性を持つものがあります。
O-111やO-157などの病原性大腸菌は牛の腸内に生息するといわれています。
・カンピロバクター
生の鶏肉からの感染が多いですが、未殺菌の牛乳や水、ペットからの感染例もあるようです。
この菌は低温に強いですが、熱と乾燥に弱いと言われています。
・サルモネラ
生の鶏卵からの感染が多いと言われています。
生卵は新鮮なものを食べましょう。
・腸炎ビブリオ
海水中に生息し、魚介類に付着して感染します。
夏場に多いです。
加熱や低温保存で予防できます。
・黄色ブドウ球菌
自然界に広く生息しますが、加工品(調理する人の手指の化膿創からの感染)が多いです。調理の際は清潔を保ちましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎は微減、A群溶連菌咽頭炎は微増、手足口病はやや増加傾向です。インフルエンザはかなり減少し、終息した模様ですが、一部地域ではまだ散見されるようです。
A群溶連菌咽頭炎は咳やくしゃみで飛沫感染します。マスク・うがい・手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎は微減、A群溶連菌咽頭炎はやや増加、水痘はやや減少しています。手足口病がかなり増加しており、夏型感染症に増加の兆しが見えます。
手足口病は、風邪と同じように咳・鼻汁から感染します。うがい・手洗いを励行しましょう。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は減少傾向ですが、A群溶連菌咽頭炎は著増、水痘も増加傾向です。流行性耳下腺炎はやや減少しています。
インフルエンザは広範囲で減少していますが、一部の地域ではまだ残存しているようです。
第18週の上位5疾患は、感染性胃腸炎以下、水痘、A群溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、突発性発しんでした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は大幅減、水痘は不変でした。
インフルエンザは半減しており終息へ向かっていますが、まだ無くなったわけではありません。突然の高熱には注意しましょう。
夏場は汗をかいて・冬場は感染性胃腸炎(嘔吐や下痢)の流行により、脱水症状を起こす子どもさんが少なくありません。
脱水といえば点滴を思い浮かべる方も多いと思いますが、痛みも伴いじっとしていられない子どもさんの場合、家族も医師も大変です・・・
重症でない子どもさんに点滴を行うかどうか、で悩んでしまいますが、今日は経口補水療法の有用性について述べたいと思います。
数年前に欧米で急性胃腸炎のガイドラインが発表され、中程度までの脱水には経口補水療法が勧められています。
使用する経口補水液(ORS)の成分は、WHOにより定められており、スポーツ飲料より塩分が多く甘味が少ないイメージです。水やお茶、果汁などは塩分が少ないため、吸収されにくいとされています。
このORSは自分でも作れますが、「OS-1」という商品名で大塚製薬から市販されています。大塚製薬といえばポカリスエットが有名ですが、ポカリよりナトリウム濃度が約2.4倍、糖分が約4割と成分に若干違いがあります。この違いが吸収率に差を生むようで、スポーツ飲料ではORSの約5分の1しか吸収しないそうです。
飲み方のコツとしては、少量を5分おきにゆっくり飲ませます。もし少量でも吐くようなら15-30分後に再度試します。6回試みて駄目だったり、全身状態が悪い(普段と比べ、かなり弱っている)場合は医師に診てもらいましょう。
ORSは自分でも作れますので、もし脱水症状になった時はぜひチャレンジしてみて下さい。(結構塩辛いです・・・)
例)
・無塩トマトジュース 300ml
・水 700ml
・塩 3g
・砂糖 40g
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発しんの順でした。
感染性胃腸炎は微増、A群溶連菌咽頭炎は微減、水痘はやや減少しています。インフルエンザは微増で、学級閉鎖の報告も前週より増加しているようです。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、流行性耳下腺炎の順でした。
感染性胃腸炎・A群溶連菌咽頭炎は増加傾向で、インフルエンザは微増しており、新学期が始まり、学級閉鎖も報告されているようです。
引き続き、注意が必要です。
第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎、伝染性紅斑の順でした。
感染性胃腸炎は前週とほぼ同数、A群溶連菌咽頭炎はやや減、伝染性紅斑はやや増加傾向です。
インフルエンザはやや減少していますが、一部地域では依然多いです。まだ油断は出来ませんね。